行政書士試験の合格者に聞いた!独学突破の勉強時間や勉強法を徹底解説

行政書士試験の合格者に聞いた!独学突破の勉強時間や勉強法を徹底解説

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行政書士試験に独学で受かることは可能?
行政書士の知識は全くなくても独学でOK?
どんなスケジュールでどう勉強すれば良いのか?

こんな悩みや疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。

結論、行政書士試験に独学で受かることは可能です。

ただし、行政書士試験は範囲も広く、「難易度が高い試験」であることは確かなので、しっかりと計画立てて勉強を進めていく必要があります

そこで、本記事では以下について解説していきます。

  • 行政書士に独学合格することは可能か
  • 独学合格を目指すメリットとデメリット
  • 行政書士独学合格のための勉強時間・勉強スケジュール
  • おすすめ参考書&問題集
  • 実際の行政書士試験合格者に訊いた独学勉強法

これらを参考にすれば、初学者でも、独学で行政書士試験に受かるための効率的な勉強法を身につけられるでしょう。

行政書士、独学合格は可能?

結論、行政書士試験に独学で合格することは可能です。

ただし、行政書士試験は例年合格率が10%〜15%を推移しており、決して簡単とはいえません。

そのため、独学で合格するには、800時間〜1000時間程度かけて、丁寧に対策していく必要があります。

とはいっても、実際に独学で、かつ初学者でありながら行政書士に合格した方もたくさんいます。 ここで、当社が行政書士試験合格者に対して行った独自アンケートの結果をご紹介します。

【独自アンケート】合格者6割以上が独学で対策していた!

※弊社実施アンケートより

行政書士試験合格者に対し、当社独自でアンケートをとったところ、全体の6割以上が通信講座やスクールを利用せず「独学」で合格したと答えました。

この結果からみても、「独学合格は可能である」ことがわかります。

現在受験を考えられていて、行政書士についての予備知識がない方でも、しっかりと対策することで合格を叶えられるでしょう。

独学で行政書士合格を目指すメリットとデメリット

独学で行政書士の合格を目指すことは可能ですが、メリットもあればデメリットもあります。

それぞれみていきましょう。

独学で行政書士合格を目指すメリット

独学で行政書士合格を目指すメリットは以下の通りです。

  • 費用が大幅に抑えられる
  • 自分の好きなタイミングで勉強できる
  • 自分に合った勉強法で進められる

それぞれについて解説していきます。

費用が大幅に抑えられる

独学では、通信講座やスクールを利用するよりも大幅に費用を抑えられます

通信講座やスクールを利用した場合と比較すると、以下のような違いがあります。

独学 通信講座・スクール
自分で購入するテキストや問題集を数冊購入する費用1〜2万円程度 入会・受講費用総額10〜20万円程度

また、最近では、YouTubeやアプリなど、無料で資格試験対策ができるサービスも増えています。

よって、「とにかく費用を抑えて試験対策を頑張りたい」という方には、独学がおすすめです。

自分の好きなタイミングで勉強できる

独学なら、自分の好きなタイミング・好きな場所で勉強できます。 通信講座やスクールと比較すると、以下のような違いがあります

独学 通信講座・スクール
自分の好きなタイミング・好きな場所で勉強できる 講義のスケジュールや場所が決められていて、その計画通りに進めていく

勉強に確保できる時間帯が深夜や早朝などに限定されている方や、時間や場所に縛られず自分のペースで勉強を進めていきたい方には、独学がおすすめです。

自分に合った勉強法で進められる

独学では、参考書や動画などの無料ツールから、自分に合った勉強法を選んで試験対策を進められます。

通信講座やスクールと比較すると、以下のような違いがあります。

独学 通信講座・スクール
市販の数多くのテキストから「自分に合うもの」「一番わかりやすいと感じるもの」を選べるため、頭に入りやすくモチベーションを保ちやすい。 試験のプロにより作り込まれた教材を使うものの、「読みにくい」「わかりにくい」と感じた場合は受講がおっくうになってしまう

テキストは、使ってみないとわからない部分もありますが、通信講座やスクールの体験などを利用し、検討してみるのも良いでしょう。

独学で行政書士合格を目指すデメリット

独学で行政書士合格を目指すデメリットは以下の通りです。

  • 効率的な学習が難しくなる
  • すぐに質問できない
  • 自分のレベルがわからず不安になる

それぞれみていきましょう。

効率的な学習が難しくなる

独学で行政書士の勉強をすると、通信講座やスクールに通うよりも勉強の効率が下がるケースが多いでしょう。

独学では、1から市販の教材を読み、内容を咀嚼し、理解することまで自分で行わなければならず、1つの知識の理解にかかる労力や時間がかかるためです。

一方で、通信講座やスクールには、以下のようなメリットがあります。

  • 行政書士試験のプロ講師が、重要度の高いものや押さえるべきポイントを強調して教えてくれる
  • 法改正などの最新情報を反映して講義してくれる
  • 試験の内容だけでなく、勉強方法についても教えてくれる

スクールや通信講座では、プロから直接学べるというメリットが大きいですが、講師との相性もあるため、慎重に考えて決めるのがおすすめです。

すぐに質問できない

独学では、不明点があってもすぐに質問できる人がいません

不明点を解決するには、以下のような手段を用いて、自力で調べて理解する必要があります。

  • インターネットで調べる・質問する
  • 知り合い・同僚・先輩に聞く
  • 何度も参考書を読んで自力で解決する

一方で、スクールや通信講座は、「校舎で講師に直接聞く」、「質問対応サービスなどを利用する」するなどの手段があり、よりスムーズに不明点を解決することができます。

自分のレベルがわからず不安になる

独学では、周囲に自分と同じように行政書士の勉強をしている人が少ないため、自分のレベルがわかりにくく、不安を抱えてしまう可能性も高まります

通信講座やスクール独自の問題集やミニテストなどがあれば、知識レベルの把握もしやすくなりますが、独学では難しいでしょう。

模試や単発の講習などに積極的に参加すれば、不安感も減り精神的にも安心して勉強に取り組むことができます。

行政書士試験の概要

ここで行政書士試験の概要をおさらいしましょう。

行政書士試験は、年に1回、11月の第2日曜日に全国47都道府県の会場で一斉に実施されます。

全60問、「法令等」と「一般知識等」の2科目で構成されています。

▼行政書士試験の出題範囲

科目 出題範囲 問題数 配点
行政書士の業務に関し必要な法令等
全46問・244点満点
基礎法学 2問 8点
憲法 6問 28点
民法 11問 76点
行政法 22問 112点
商法・会社法 5問 20点
行政書士の業務に関する一般知識等
全14問・56点満点
政治・経済・社会 7問 28点
情報通信・個人情報保護 4問 16点
文章理解 3問 12点

特に問題数と配点は、試験対策の優先順位にも関わるため、しっかりと確認しておきましょう。

行政書士試験の概要については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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行政書士に独学で受かるための勉強時間は?

行政書士に独学で受かるために必要な勉強時間は、約800~1,000時間です。

行政書士に関する予備知識がある方、行政書士事務所での勤務経験がある方は、500〜700時間程度で合格する方もいるでしょう。

上述の通り、行政書士試験は数多くの法律に関する問題が出題され、試験範囲が非常に広いのが特徴です。

そのため、優先順位は決めるものの、独学で1から全範囲を勉強するには、最低でも800時間は見積もっておきましょう。

では、どのように勉強を進めていけばよいのでしょうか。 独学の方にぜひ実践していただきたい「勉強スケジュール」を詳しく解説していきます。

独学ならこう進めるべし!行政書士勉強スケジュール

試験範囲が広い行政書士試験ですが、分野ごとに出題量の違いや重要度を理解して勉強を進めていくことで、より効率よく合格を目指しやすくなります。

独学で合格を狙う方におすすめの勉強スケジュールは、以下の通りです。
※ここでは、12ヶ月かけて勉強するスケジュールをご紹介します。

▼行政書士の独学勉強スケジュール例

時期 勉強内容
1〜3ヶ月目民法・行政法
4〜5ヶ月目憲法・基礎法学
6〜7ヶ月目商法・会社法
8〜9ヶ月目一般知識・記述対策・過去問演習
10〜12ヶ月目 過去問・復習・模試

それぞれ解説していきます。

1~3ヶ月目 民法・行政法

まずは、出題数と配点が最も多い民法と行政法から取り組みましょう。

民法と行政法は、ただ暗記するだけでなく、法律の内容を理解した上で、自分で論理的に考えて回答する力が求められます。行政書士試験の中でも非常に重要な法律です。

各法律での勉強のポイントをご紹介します。

民法

【独学】民法対策のポイント!
民法:私人間の権利や義務の関係性についてまとめた法律で、論理的思考力が必要

1.教科書・参考書で条文の内容と語句の意味を理解する
問題文を理解するための前提知識を覚えましょう。

2.問題文を読み、理解する力を鍛える
問題文から登場人物や関係性、該当する条文が理解できるように、慣れていきましょう。
(「誰が」「何を」「いつ」「どこで」「なぜ」「どのように」の5W1Hを整理しましょう。)

3.関係図を書けるようにする
問題文を下図のような関係図にまとめられると、理解や解答の速度が上がります。

4.問題演習を繰り返す
過去問の出題傾向を掴むことで、より速く正確に問題文を理解し、回答を導き出せるようになります。

民法とは、私人間の権利や義務の関係性についてまとめた法律です。

例えば、物・不動産・お金の貸し借りにおける決まりや、契約ごと、相続に関する決まりなどが含まれています。

出題例を見てみましょう。

令和4年度行政書士試験問題-問32【民法】
正解:4(甲建物を転貸するときもCの承諾は必要)

民法の問題は、上記のように、問題文で登場人物やその状況などが提示され、選択肢の正誤が論点となる問題がほとんどです。

そのため、「問題文を読むための知識をつける」「問題文に慣れる」「問題文から考えられるようになる」という流れでできることを増やしていきましょう。

行政法

【独学】行政法対策のポイント!
行政法:「行政(国・地方公共団体・行政団体など)」に関わる法律の総称で、条文知識中心に問われる

1.教科書・参考書で条文知識の理解と暗記
2.問題文を読み、理解する力を鍛える
3.「行政事件訴訟法」「国家賠償法」は判例の学習も!
※他の行政法と比較して判例知識が問われやすい分野です。

行政法とは、1つの法律の名称ではなく、「行政(国・地方公共団体・行政団体など)」に関わる法律の総称です。

行政書士試験のなかでも最も出題数と配点が大きい分野となります。 行政法の出題範囲は、主に以下の4つです。

  • 行政法総論:行政法全体で共通するルールや基本的な行政の仕組み
  • 行政手続法:行政機関が手続きや処分を行う際のルール
  • 行政救済法(行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法):行政によって被害を受けた国民を助けるための法律
  • 地方自治法:都道府県や市町村などの地方自治に関するルール

出題例を見てみましょう。

令和4年度行政書士試験問題-問9【行政法】
正解:4(ウ・オの記述が妥当)

民法とは異なり、基本的には条文に関する知識が問われます。そのため、民法以上に暗記が重要となるでしょう。出題範囲も広いため、序盤からコツコツ暗記していくのがおすすめです。

4〜5ヶ月目 憲法・基礎法学

配点が大きい民法と行政法にガッツリ取り組んだあとは、憲法・基礎法学を進めていきます。

民法や行政法と比較すると重要度は低いですが、油断は禁物です。
シンプルな条文知識などは、受験者の多くが正解するため、落とさないように正確に暗記しましょう。

憲法

【独学】憲法対策のポイント!
憲法:主に「人権」「統治」「その他」の分野から出題

1.「人権」は判例知識を中心に勉強する
憲法の条文に沿った事案における判例知識が出題されます。

2.「統治」はシンプルに条文知識を暗記する

3.難問には深入り禁物
正答率が大きく下がる「難問」が出題されることがあります。
「難問」は多くの人が解けないため、まずは基礎を優先的に固め、正答率の高い問題を落とさないように対策しましょう。

主に、「人権」「統治」「その他」に分かれ、「人権」では判例知識、「統治」「その他」ではシンプルな条文知識が問われる傾向にあります。

過去問を取り組む中でも頻出項目が把握できてくるため、優先順位をつけて暗記していきましょう。

基礎法学

【独学】基礎法学対策のポイント!
基礎法学:法律全般の用語が問われる

1.範囲は広いが2問しか出題されない
2.過去問での頻出項目を中心に対策する
3.難易度低めの「法令用語」の問題は落とさない

結論、基礎法学の対策はあまり深入りしなくてOKです。

範囲が広い上に例年2問しか出題されないため、頑張って対策してもコストパフォーマンスはよくありません。

ちなみに、「法令用語(法律の基礎的となる用語の知識)」「法制度(法律の歴史や思想)」「司法改革(法律に関する制度の改革)」の3分野があり「法令用語」は比較的得点しやすくなっています。

そのため、対策の際はまず「法令用語」から始めるのがおすすめです。

6〜7ヶ月目 商法・会社法

法令科目最後は、商法・会社法の対策を行います。

商法・会社法は、多くの受験生が頭を悩ませがちです。
なぜなら、範囲が非常に広いながらも、出題は5問、配点は20点といわゆる「コスパが悪い」分野だからです。

しかし、初めから捨て科目にするのはもったいなく、一方で時間をかけすぎるのもおすすめしません。

勉強する項目にメリハリをつけ、以下のポイントを押さえて学習を進めていきましょう。

【独学】商法・会社法対策のポイント!
商法:会社・個人事業主を含む商売を営む主体の営業行為などに関するルール
会社法:会社の設立や運営に関するルール


1.商法(1問)は比較的難易度が低めなので落とさない
商法は、民法に則した性質があるため、民法と関連させながら覚えるとスムーズです。

2.会社法の頻出テーマは「設立」「取締役」「取締役会」
会社法はかなり範囲が広いため、まずはテーマを絞りましょう。

3.過去問での頻出項目を中心に学習する

8〜9ヶ月目 一般知識・記述対策・過去問演習

法令のインプットとアウトプットがひと段落したら、一般知識・記述対策、そして繰り返し過去問演習に取り組んでいきます。

一般知識

【独学】一般知識対策のポイント!
一般知識:「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」の3分野

1.「政治・経済・社会」の対策
大学受験用・センター試験用の教材を用いた勉強がおすすめです。
時事問題も出題されるため、ここ数年のニュースも意識して確認しておく必要があります。一気に詰め込むのではなく、毎日5分程度ニュースを見る、教材を見るなどの習慣をつけましょう。

2.「情報通信・個人情報保護」の対策
IT知識や、「行政情報関連三法」と「個人情報保護法」に関する出題がなされます。
IT知識は、「ITパスポート」の試験範囲に近く、対策がしやすい分野です。
個人情報保護法に関してはほぼ確実に出題されるため、過去問中心に対策しておきましょう。

3.「文章理解」の対策
文章を読解して解答する、「国語」のような出題形式です。
文章の中に答えがあるため、丁寧に解答し、確実に得点したい科目です。

行政書士試験の合格基準により、一般知識科目は全14問のうち6問以上正解しなくてはならないため、慎重に対策する必要があります。

必ずしも法令対策の後にやる必要はなく、独学の場合は序盤からコツコツ知識を積み重ねておくと、試験直前に焦らずに済むでしょう。

記述対策

【独学】記述対策のポイント!
記述問題:例年民法2問、行政法1問の計3問が出題されている

1.過去問演習を繰り返し、まとめ方を把握する
行政書士試験の公式HPでは、過去問と解答が公表されています。
どんな問題に対してどのように40字でまとめられているのか、解答を参考に勉強しましょう。

2.解答にどんなキーワードが必要なのかを考える
解答に必要なキーワードが含まれているかどうかが重要となります。
出題者の立場になって、求められているキーワード・文章を考えるとより解答を想像しやすくなります。

3.部分点制度があるため、あきらめない
部分点が、本番での合格につながることもあります。
完璧な解答でなくとも、自分の知識を絞り出して、自分の解答を作成する訓練をしましょう。

記述問題は、1問20点・全3問出題されるため、計60点と配点は非常に大きく、入念な対策が重要です。

過去問演習

一般知識や記述対策と並行して、法令の知識も忘れないよう、過去問演習を進めていきましょう。

過去問演習では、解答解説を十分に読み、不明点は教科書や参考書に立ち戻って、その周辺知識も再度インプットすることが肝心です。

インプットとアウトプットの繰り返しが、合格へのカギ!

10〜12ヶ月目 過去問・復習・模試

全ての範囲を網羅したら、あとはひたすら過去問や模試に取り組みましょう

問題集と参考書を行き来して、自分の苦手分野と得意分野を把握し、余裕を持って合格点に乗るように調整することが重要です。

試験対策中盤〜後半での過去問演習は年度ごとに行い、本番を想定してすべての科目と分野を同時に演習していきましょう。

行政書士独学合格のためのおすすめテキスト&問題集

独学合格のためのおすすめテキスト&問題集をご紹介します。

独学者のバイブル!「合格革命 行政書士 基本テキスト 2023年度」

2023年度版 合格革命 行政書士 基本テキスト [ 行政書士試験研究会 ]

価格:3,190円
(2023/8/24 14:16時点)

行政書士試験に関する基礎知識を全て詰め込んだ1冊です。

全1088ページあるという十分な分量で、試験対策のバイブルとなること間違いなし。

法令用語も初学者にわかりやすく解説されていたり、重要度が分けられていて優先順位がつけやすかったりと、独学をサポートしてくれます。

初学者にやさしい「うかる! 行政書士 総合テキスト 2023年度版」

うかる! 行政書士 総合テキスト 2023年度版 [ 伊藤塾 ]

価格:3,300円
(2023/8/24 14:16時点)
感想(1件)

フルカラーで図やイラストが多く盛り込まれ、初学者にやさしい1冊です。

専門用語もわかりやすく言い換えてくれており、読み進めやすくなっています。

重要度ごとのメリハリがしっかりしているため、効率の良い勉強を後押ししてくれます。 「ハンディ行政書士六法」が付属されているのも魅力ですね。

記述対策ならこれ!「2023年版 出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」

2023年版 出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 (出る順行政書士シリーズ) [ 嶋崎 英昭 ]

価格:1,650円
(2023/8/24 14:23時点)

独学ではなかなか難しい記述対策を加速してくれるのがこちらの問題集。

解答に必要な知識の詳しい解説だけではなく、最適に40字にまとめるための「文章表現」におけるテクニックについてもレクチャーしてくれます。 本試験レベルの予想問題を120問以上も掲載しているため、2周もすれば十分な記述力が身につくはずです。

インプットのお供に!「合格革命 行政書士 肢別過去問集 2023年度」

合格革命行政書士肢別過去問集 2023年度版/行政書士試験研究会【3000円以上送料無料】

価格:3,850円
(2023/8/24 14:23時点)

過去問を科目別・体系別に並べ替え、左頁に問題、右頁に各肢についての詳細な解説を掲載している「肢別過去問集」。

インプットを進めながら本問題集にて該当項目の過去問演習を行い、アウトプットすることで、知識の定着を加速してくれるでしょう。

独学合格者が語る!行政書士試験対策のポイントとは?

当社では、実際の行政書士試験の合格者にアンケートを取り、試験対策のポイントについて訊いてみました。

<実際の声>

私は通勤時間に無料のYouTube講義を聞き、自宅で肢別本を回す作業を繰り返しました。
私にはこれが合っていましたが、1番大切なのは「自分に合った勉強法を見つけること」だと思います。
(40代・フリーランス・男性)

インプットよりアウトプットを重視し、テキストをざっくり読んで問題にあたる。ただ、間違った問題は(問題集の解説は冗長なので、)自分のテキストと照らし合わせて、出題箇所をテキストにマークして情報を一元化する。
(40代・パート・男性)

独学で合格を目指す場合は、なるべく情報量の多いテキスト・例題・過去問・判例が併記されている法律本を用意し、「テキストと法律本で学習→例題と過去問」の流れを繰り返すのが近道だと考える。

また、記述問題は回答するのに慣れが必要だと思われるので、過去問や例題の選択問題を解く場合でも、「この問題が記述で出題されたらどう回答するか」を意識しておくと良い。(30代・男性・会社員)

独学の方も、自分なりの勉強法を見出しているようです。

テキストだけでなく、無料のYouTube動画を参考にしたり、法律本を用意したりという意見がありました。

ですがやはり、多くの人に共通していた意見は「過去問演習・アウトプット」を早めに行うこと。知識の定着を図るには「インプット+アウトプット」の組み合わせが重要です。

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独学で行政書士合格を目指す際の注意点

最後に、独学で行政書士合格を目指す方に向けて、押さえておきたい注意点を解説します。

注意点① 法改正に関する項目を確認する
法律は定期的に改正が行われます。
例年、改正点については出題されやすい傾向にあるため、必ず法改正を反映した最新版のテキストを選ぶようにしましょう。

注意点② テキスト1冊を集中して取り組む
多くのテキストが市販されていますが、テキストごとに解説のテイストや使う文言などは違うため、複数読んでいるとかえって勉強効率が下がりやすくなります。
1冊を最後までやり切ることで、達成感も生まれ、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

注意点③ 過去問に早めに取り組む
インプットは非常に重要ですが、過去問演習をするなかでさらに知識が定着したり、苦手分野が洗い出されたりするため、早めに取り組むのがおすすめです。

あまり神経質になりすぎず、ある程度知識を網羅したら問題演習をくり返し行いましょう。

まとめ

行政書士試験に独学で挑むメリットやデメリット、必要な勉強時間や勉強法について解説しました。

初学者の方は、独学で挑む際、不安な部分も多いかもしれませんが、現在ではテキストに加え、無料で学習できる動画教材・アプリ・Webサイトなども存在します。

最も重要なのは、自分に合った勉強法を見つけ、計画的に余裕をもって対策することです。

本記事を参考に、ぜひ自分のライフスタイルや得意不得意を振り返り、独学合格に向けて計画を立てて勉強を進めていきましょう!

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